皮白竹フィールドワーク参加者募集
2011年2月18日
全国でも星野村・黒木町・うきは周辺にしか生息していない皮白竹(かしろだけ)という真竹の変種を使った竹皮業は、江戸時代以前から星野村の主要な産業の一つでした。この竹皮は版画のプロが使う本バレン、群馬県の工芸、西上州竹皮編や栃木県の伝統工芸品である日光下駄、高級南部表や茶道具の羽箒などにも使われています。
しかし時代の移り変わりとともに竹皮の需要が減り、それにより従事する人も減少したため、皮白竹の竹林が荒れ、皮白竹の竹皮入手は困難な状況となっています。材料入手の為、遠く群馬や神奈川から職人自身が出向き、竹林管理から材料採取までを行っていますが、本来地元の協力なしでは成り立たない仕事です。
今回のフィールドワークでは皮白竹の現状を知っていただく為に、実際に星野村の竹林に出向き、竹のアドバイザー野中義之氏にご指導いただき竹林整備を行います。
また午後からは竹皮を使って竹皮編みを体験することで竹皮の魅力やモノづくりの楽しさに触れていただける内容となっています。ぜひご参加ください。
皮白竹フィールドワーク
開催日:2月18日(金)
場 所 :星野村カシロダケ竹林(旧椋谷小学校川挟んで向かい側)
持参物:軍手・飲み物
※当日は汚れてもいい格好でご参加ください。
※参加費は1000円(昼食代・材料代・保険料含)
参加申込締切: 2月10日
スケジュール(予定)
10:00 八女市役所星野支所玄関前集合≪Map≫
10:30 星野村カシロダケ竹林にて竹林整備 約2時間
12:30 昼食(だご汁・おにぎり)
14:30 八女伝統工芸館 着
14:30 八女伝統工芸館 竹の展示見学
15:00 八女伝統工芸館で花かご・竹の落とし作り
16:00 終了
問い合わせ先 | 八女伝統工芸館 担当:白水 |
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電話 | 0943-22-3131 |